スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【新・関西笑談】世界で一つだけのパンを(3)(産経新聞)

 □「ブランジュリ タケウチ」 竹内久典さん

 ■子供のころの夢は「ケーキ屋」 毎日食べられるパン屋に転身したが…。

 --小さいころからパン屋さんになりたいと思っていたんですか

 竹内 最初は、ケーキ屋さんにあこがれていました。子供のころにテレビ番組で、ケーキ職人の1日を追っていて、それを見て、ああ、かっこいいなあと。中学を卒業したら高校には行かず就職しようと決め、自分で就職先のケーキ屋さんを探してきました。そしたら、親が「高校だけは出なさい」と猛反対。それで、定時制高校に通いながら昼間はケーキ屋で働くことにしました。

 --高校に通う時間も待っていられないほど、一刻も早くケーキ屋さんになりたかったんですか

 竹内 ほんとに職人にあこがれていましたからね。

 --実際働いてみて、どうでした?

 竹内 楽しかったです。毎日があっという間に過ぎていきました。学校に行くのもいやだと思うぐらい。とにかくずっと働いていたかった。

 --青春はケーキとともにあったんですね

 竹内 粉や卵から、ケーキができる。ほんとに魔法のように思えました。

 --そこまでほれ込んでいたケーキづくりから、なんでまたパンに?

 竹内 ちょうどバブルが崩壊し、客足も売り上げもぴたっ、と止まったんです。ところがケーキ屋の前のパン屋さんは、ずっとお客さんが並び、売れ続けていた。なんでかなあ、とずっと考えて、ケーキと違って、パンは毎日食べるものだから強いんやな、と。パン職人の先輩に相談したのですが、「おまえにパン屋が務まるわけがない」といわれました。

 --パン屋さんとケーキ屋さんて、親戚(しんせき)みたいなものじゃないんですか? そんなに違いますか

 竹内 ぼくも、そのときまでは、パン屋とケーキ屋は一緒や、と思ってました。材料も一緒やし。今までケーキを経験してきたから簡単や、と思って入ってみたのですが、大間違い。ほんとに、厳しくて。最初はつらいだけでした。

 --そんなに

 竹内 まず朝が早いでしょ。夜中に出勤して夜帰る、お日さまにあたるのは休みの日だけ。パンに合わせた毎日で。最初のころは、寝ていてもオーブンの音がしたような気がして「うわ、焦がした」と飛び起きたり。うなされました。修業時代は寝るのが怖かったです。

 --でもケーキ屋さんに戻ることもなかった

 竹内 意地になったんです(笑)。

 --大阪や神戸のお店で修業を重ねたんですね

 竹内 はい。そして24、5歳のころには独立したいと考えていました。「どこにもないパン屋をつくろう」と決めたのもそのころです。

 --しかし、どこにもないパン屋がどんなパン屋か、私には思い浮かべるのも難しいです

 竹内 ケーキのときは甘いものだけ作っていればよかった。でもパンは、お酒に合うものから甘いものまで、いろいろあります。それならば、サンドイッチならレストランに負けない具を挟みたい。甘いパンはケーキ屋さんに負けないものを。だからパン屋以外にもピッツェリア(ピザ専門店)や、ケーキ屋でも修業しました。その成果が形にできるようになったとき、「どこにもないぼくの店」を開きました。(聞き手 岸本佳子)

【関連記事】
なにわのモノづくり 「カレーなるパン聖地」
女性は一生輝ける(2)上海観光親善大使 本堂亜紀さん
【新・関西笑談】ゴリラに学ぶ(3)霊長類学者 山極寿一さん
ゴリラに学ぶ(1)霊長類学者・山極寿一さん
【新・関西笑談】ヌーヴォはロマンだ(1)

【新・関西笑談】世界で一つだけのパンを(3)(産経新聞)
「相談はすべて記録」徹底を=対応しない事案でも-警察庁(時事通信)
<長谷川等伯展>東京国立博物館で開幕 3月22日まで(毎日新聞)
3億円架空増資の投資会社代表に有罪判決 東京地裁(産経新聞)
自由な旅へカフェで試読 海外の日本人向けフリーペーパー“図書館”が人気(産経新聞)
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

きたはらこうじ

Author:きたはらこうじ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。